「祈」も「祷」も「いのる」ことで、「御祈祷(ごきとう)」とは、文字通り神様に心の底からの願いを神様にお祈り申し上げることをいい、「祈願(きがん)」とも「祈念(きねん)」ともいいます。一般には「お祓い」と言ったりもします。
特に、神社では御社殿に上がり、特別参拝をすることをいいます。御祈祷では神職が「祝詞(のりと)」を奏上し、皆様の願い事を神様に申し上げます。
日本は古くから「言霊(ことだま)の幸(さきわ)う国」で、神職の奏上する祝詞にはその言霊の力が宿っています。
合格祈願はもとより、初宮まいりや七五三、安産祈願など、人生の節目節目の参拝では、普段の参拝とはひと味違った特別なお参りをされることをお薦め申し上げます。
俗なたとえですが、人間同士の場合でも、ある人に何かをお願いする時、ものを頼む時、皆さんはどうされますか?
ちょっとした頼み事なら、電話でも、メールでも良いでしょう。
でも、大切なお願い事をする時はどうでしょう?
キチンと身なりを整え、手土産を持参し、鄭重にお願い事を申し上げるはずです。
神様に対してもそれは同じ事です。
ちょっとした頼み事なら、電話でも、メールでも良いでしょう。
でも、大切なお願い事をする時はどうでしょう?
キチンと身なりを整え、手土産を持参し、鄭重にお願い事を申し上げるはずです。
神様に対してもそれは同じ事です。