当神社は二柱の神様をおまつりしています。
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
学業成就・入試合格の守り神
書道上達・詩歌上達の守り神
代々の学者の家柄にお生まれになった菅公は、幼少の頃より勉学に優れていました。
五歳の頃「美しや紅の色なる梅の花あこが顔にもつけたくぞある」の御歌を詠まれたと伝わっています。
難関の国家試験にも合格し、次々と出世をし、右大臣にまでなりました。
しかし急な出世が災いし、太宰府に左遷の憂き目に遭われました。
しかしそれでも誠を貫かれたお姿は、後世多くの人の心を動かし、天神様と慕われています。
道臣命(みちおみのみこと)
病気平癒・厄除開運の守り神
交通安全・幼児虫封の守り神
大伴氏の祖神で、神武天皇東征の折に先鋒をおつとめになり、八咫烏(やたがらす)の先導を得て、賊を打ち破り皇軍を大和に導く軍功をあげられました。
神武天皇即位の折には宮門警護の任を受け、初政務の折には邪気を祓う神事を行われました。
それ故、諸々の罪穢れ、邪気、病気等を打ち負かすお力が信仰されています。
また非常に勇敢な神様であることから、ボーイスカウトの守護神にもなっています。