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天神様が愛された鷽(うそ)をかたどったお守りを年の始めに替えることにより、家内安全を祈願する神事で、災事を吉事に替え、「うそ」を「まこと」に替えるという意味があります。

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鷽替神事は、当神社を始め、全国の天満宮に古来より伝わる特殊神事です。天神様(菅公)が、ご生前の頃、鷽という鳥を可愛がられたという故実に基づき、天神様を崇敬する人々が、ご神徳を授かろうとして、この鳥を型取ったお守りを作ったのがその始まりです。この鷽を神棚にまつると、家の中の一切の悪災事が、鷽の大きく開いた口によって喰い尽くされ、「うそ」のように消え去って、全て吉事に変わると言い伝えられています。

「鷽替え」とは、正月中に新しい鷽を神社から授かり、一年間、家の神棚にまつり、次の正月にその鷽を神社に納めます。そして再び、新しい鷽を授かり、替えることを言います。この「替える」事が重要で、災事を吉事に「替える」という信仰の本質がそこにあります。災事を「うそ」のように吉事に替え、「うそ」を「まこと」に替えるのが「鷽替え」なのです。

全国的には木彫りの鷽が一般的ですが、当神社では、古くより土焼きの鷽を授与しております。これが珍しいからと、遠方よりお受けになる方も見えます。当神社では、毎年、正月中に授与所で鷽を授与しています。一年間おまつりいただいた鷽は、1月7日に神事を齋行し、鷽塚にお納め致しております。

多くの方々に是非、鷽をおまつりいただき一年を御幸福にお過ごし頂きますよう、お祈り申し上げます。

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